Monday, April 10, 2017 10:49 AM
アサド氏処遇で食い違い 米政権、シリア戦略示せず
トランプ政権は9日、化学兵器を使用したと断定したシリアのアサド政権に対する追加攻撃を示唆するなど圧力を強化する姿勢を鮮明にした。しかし、焦点のアサド大統領の処遇を巡っては政権内で意見が食い違い、ミサイル攻撃後の長期的なシリア戦略を描けていない内情を露呈した。
ヘイリー国連大使は、NBCテレビとのインタビューで「ロシアがアサド政権に肩入れしている限り平和は訪れない」と言明し、アサド氏退陣にはこだわらないとした従来の方針転換を改めて強調した。
だが、ABCテレビの取材に応じたティラーソン国務長官は、アサド氏退陣よりも過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討が最優先課題だと指摘。ミサイル攻撃はアサド政権による化学兵器使用を防ぐための措置だったと説明した上で、「リビア独裁政権を倒した後の混乱から教訓を得るべきだ」として体制転換には慎重な見解を示した。(共同)
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