Tuesday, April 11, 2017 5:46 PM

NY株反落、6ドル安 国際情勢の緊迫懸念

 11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、シリアや北朝鮮の情勢緊迫化を懸念した売りに押され、前日比6.72ドル安の2万0651.30ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は14.16ポイント安の5866.77だった。

 トランプ政権の対シリア戦略が不明確で情勢の先行きが見通せず、投資家心理が冷え込んだ。米政権が北朝鮮に圧力を強めていることも売りを誘った。

 ダウ平均は一時、140ドルを超えて下落。その後は割安感の出た銘柄が買い戻され、下げ幅を縮めた。(共同)