Wednesday, April 12, 2017 11:08 AM
IOCが競歩の問題指摘 東京五輪で男子50キロ除外か
国際オリンピック委員会(IOC)が陸上の競歩について、若者の関心の低さや実施種目の男女差などを指摘し、2020年東京五輪の実施種目として問題視していることが12日、関係者への取材で分かった。
五輪では20キロが男女で実施されているが50キロは男子のみ。また最近は五輪メダリストらにドーピング違反が相次いだ。IOCはこれらを踏まえ競歩を「最大の弱点」と表現。国際陸連関係者によるとIOCは5月までに五輪実施種目の修正案などを求めており、陸上界では男子50キロが除外されるとの観測が広がっている。
国際陸連は12、13日の理事会で実施種目などを協議する予定。選手委員会は除外に反対を表明する見通しで、昨年のリオデジャネイロ五輪で荒井広宙(自衛隊)が銅メダルを獲得した日本も反対の立場とみられる。国内外の選手らの間では存続を求める署名活動が行われている。(共同)
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