Wednesday, April 12, 2017 11:09 AM

最大の誤算はエース田中 出遅れたヤンキース

 大リーグで田中の所属するヤンキースが開幕から出遅れた。敵地で2カード続けて負け越すなど3勝4敗と黒星が先行。エースの不調や主力の故障など不測の事態が続き、ジラルディ監督は「結果には不満だが、これが野球。戦い続けるしかない」と口にする。

 最大の誤算は3年連続で開幕投手を務めた田中だ。初戦だった2日のレイズ戦は7失点で3回途中にKO降板。8日のオリオールズ戦は5回を3失点でマウンドを譲り、救援陣が逆転を許した。チームはエースが登板した2試合を落としている。

 野手陣では正遊撃手のグリゴリアスがオランダ代表で出場したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で右肩を負傷。攻守にわたって期待される24歳の捕手サンチェスは右腕の張りで1カ月離脱する見通しだ。田中は「残念だけど、いるメンバーでやっていくしかない」と前を向く。(共同)