Wednesday, April 12, 2017 11:12 AM

オバマ政権時より悪い 米露関係でプーチン氏

 ロシアのプーチン大統領は旧ソ連圏で視聴できるロシア語テレビ「ミール」のインタビューで、米露の信頼レベルがオバマ前政権時よりもトランプ政権下で低下したと述べた。ロシア大統領府が12日、発言を公表した。

 トランプ大統領就任後に米露関係が悪化したと言えるか問われると、プーチン氏は「米露の信頼レベルは実務、特に軍では低下した」と語った。

 プーチン氏はシリアのアサド政権軍が化学兵器を廃棄したため、もう所持していないと説明。今回の使用疑惑には「証拠がない」と重ねて主張した。同時に(1)テロリストの化学兵器倉庫をアサド政権軍が攻撃した(2)アサド政権をおとしめるための口実づくりーの可能性が考えられると訴えた。(共同)