Wednesday, April 12, 2017 11:14 AM
北朝鮮緊迫、円高進む 5カ月ぶり109円前半
12日の東京外国為替市場は、北朝鮮やシリアを巡る国際情勢の緊迫を背景に、比較的安全な資産とされる円が買われた。円相場は続伸して一時1ドル=109円台前半を付け、昨年11月中旬以来、5カ月ぶりの円高水準となった。東京株式市場では日経平均株価が円高を嫌って続落し、終値は今年の最安値を更新した。
安全性が高い国債が買われ、長期金利は約4カ月半ぶりの水準に低下した。東京商品取引所では金の先物価格が上昇し、金融市場では投資家がリスクを避ける動きが鮮明となった。
円相場の午後5時現在は前日比88銭円高ドル安の1ドル=109円66〜68銭。ユーロは61銭円高ユーロ安の1ユーロ=116円45〜49銭だった。(共同)
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