Wednesday, April 12, 2017 11:14 AM

独サッカーチーム狙い爆発 過激派テロか、男1人拘束

 ドイツ西部ドルトムントで11日、サッカー1部リーグのドルトムントの選手が乗ったバス付近で3度の爆発があり、スペイン出身の選手が骨折した。同乗していた香川真司選手を含め他にけが人はなかった。捜査当局はチームが標的だったと断定、12日、イスラム系の人物2人の関係先を捜索し、うち男1人を拘束したと発表した。イスラム過激派のテロの可能性もあるとみて調べている。

 警察などによると、爆発は11日午後7時(日本時間12日午前2時)すぎ、バスがホテルを出発した直後に発生。バスの窓ガラスにひびが入るなどし、主力DFバルトラ選手が骨折して病院で手術を受けた。

 選手は欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦でモナコ(フランス)と対戦するためスタジアムに向かっていた。試合は翌日に延期となった。(共同)