Thursday, April 13, 2017 11:16 AM

壁建設で希少種影響と提訴 アリゾナ環境保護団体

 トランプ政権の看板政策であるメキシコとの国境の「壁」が建設された場合、国境地域に住む希少動物に悪影響を与える可能性があるとして、アリゾナ州選出の民主党下院議員と環境保護団体が12日、環境調査を求めて同州トゥーソンの連邦地裁に提訴した。

 非政府組織「生物多様性センター」やラウル・グリハルバ議員は、壁建設に伴う工事などにより、希少なジャガーやオオツノヒツジの生息圏に悪影響が出る可能性があるとして、2001年を最後に実施されていない環境影響評価を行うよう要求した。(共同)