Thursday, April 13, 2017 11:19 AM

中国人の女2人に逮捕状 明治神宮に液体掛けた疑い

 東京都渋谷区の明治神宮の鳥居や門の柱などで液体を掛けたような染みが確認された事件で、警視庁捜査1課は13日、建造物損壊と器物損壊の疑いで、いずれも中国籍で住所、職業不詳の朴今玉容疑者(49)と、朴善愛容疑者(49)の逮捕状を取った。2人とも既に出国しているが、再び入国する可能性があり、全国に指名手配した。国際手配も検討する。

 捜査1課によると、2人は、同様の被害があった沖縄や関西地方にも立ち寄っていた。都内では徳川家とゆかりの深い増上寺(港区)の国の重要文化財である三解脱門などでも染みが見つかっており、同課は各地の警察と情報交換するなどして関連を調べる。

 逮捕状の容疑は3日午前9時35分〜同11時10分ごろ、明治神宮の鳥居や門など4カ所で油のような液体を掛け、合計で15の染みを付けて損壊した疑い。(共同)