Thursday, April 13, 2017 5:58 PM

米、「最強」爆弾を初使用 アフガンでイスラム国に

 米軍は13日、アフガニスタン東部ナンガルハル州で、過激派組織「イスラム国」(IS)のトンネル施設を狙い、大規模爆風爆弾(MOAB)を投下した。国防総省が発表した。米メディアによると、MOABは核兵器を除く通常兵器として最強の破壊力を持つ大型爆弾で、使用されるのは初めて。

 アフガン駐留米軍は声明で、ISの戦闘員や施設に対する「最大限の破滅効果」を狙ったと指摘した。

 米空軍が開発したMOABは「全ての爆弾の母」と呼ばれる。イラク戦争で実戦配備されたが、使用されなかった。(共同)