Monday, April 17, 2017 5:42 PM

難民ら8000人超を救助 地中海、3日間で

 イタリア主要メディアによると、地中海で14〜16日までの3日間に少なくとも8300人の難民や移民が救助され、妊婦を含む少なくとも7人が死亡した。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の広報担当者が17日、ツイッターで明らかにした。救助者や死者数はさらに増える可能性がある。

 今後、気温の上昇に伴い、アフリカから地中海を渡って欧州を目指す難民らが増えるとみられ、当局は警戒を強めている。

 イタリア沿岸警備当局などは復活祭(イースター)の週末、地中海で救助活動を展開し、小さなボートに乗って海上を漂流中の人々を次々と救出した。大半はアフリカ系でリビアから出港したとみられるという。(共同)