Wednesday, April 19, 2017 10:19 AM
イラン制裁解除の検証指示 核合意批判のトランプ政権
トランプ大統領は18日までに、国家安全保障会議(NSC)など関係機関に、イランと欧米など6カ国の核合意を受けて2016年1月に実施した対イラン制裁解除が米国の国益に合致しているかどうか検証するよう指示した。ティラーソン国務長官が18日に声明で明らかにした。
トランプ氏は核合意に批判的で、弾道ミサイル開発を続けシリアのアサド政権を支持するイランへの圧力路線を崩していない。検証の結果次第では、制裁強化に踏み切る可能性がある。
ティラーソン氏はライアン下院議長に宛てた18日付の書簡で、イランが現時点で核合意を履行していると説明。同時に「テロ支援国家であり続けている」と懸念も表明し、検証作業完了後にイラン問題について議会側と協議したいとしている。(共同)
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