Wednesday, April 19, 2017 1:35 PM

神の抵抗軍主犯の捜索終了 ウガンダ軍、弱体化に成功

 ウガンダ軍は19日、同国北部を中心に住民虐殺や子どもの拉致を繰り返し、逃走を続ける反政府勢力「神の抵抗軍」(LRA)のジョゼフ・コニー指導者について、捜索を終了すると発表した。掃討作戦でLRAの弱体化に成功したためという。AP通信などが報じた。

 コニー指導者を巡っては2012年、米民間非営利団体(NPO)の告発ビデオが発端となり、拘束を訴えるキャンペーン「コニー2012」が世界中に広がった。

 掃討作戦に参加していた米軍は、今年3月に撤収を決定。ウガンダ軍も、コニー指導者が潜伏しているとみられる中央アフリカに展開する兵士を引き揚げる。(共同)