Thursday, April 20, 2017 5:47 PM

北朝鮮ミサイル発射を非難 安保理、核実験停止要求

 国連安全保障理事会は20日、北朝鮮による16日の弾道ミサイル発射を強く非難する報道声明を発表した。北朝鮮が制裁決議を無視し核・ミサイル開発を続けていることに「最大限の懸念」を表明し、核実験をこれ以上行わないよう求めた。ロシアの要求を受け、米国作成の当初案にはなかった「対話」による解決の模索を促す文言も盛り込まれた。

 報道声明は安保理全15理事国の同意が必要。従来よりも厳しい内容を目指した米国はロシアの修正要求に不快感を示し、ロシアも反発するなど曲折したが、米国が最終的に妥協し、安保理としての結束を優先した。(共同)