Friday, April 21, 2017 5:56 PM

米空母艦載機にトラブルか フィリピン南部の海域

 米海軍第7艦隊は21日、フィリピン南部の海域を航行中だった原子力空母「カール・ビンソン」の艦載機が最終着艦態勢に入った際、パイロットが脱出する事案が現地時間21日夜に起きたと発表した。何らかのトラブルがあったとみられ、第7艦隊が原因を調査している。

 トランプ政権は、北朝鮮が6回目の核実験にいつでも踏み切れると主張する中、カール・ビンソンを朝鮮半島近海へ向かわせ、圧力を強めている。今回の事案が今後の航行に影響するかは明らかにしていない。

 第7艦隊によると、パイロットはヘリコプターに救助され、目立ったけがはなかった。(共同)