Monday, April 24, 2017 5:48 PM

ウェルズ・ファーゴの「遺言状」承認 米監督当局、業務制限解除

 米連邦準備制度理事会(FRB)と連邦預金保険公社(FDIC)は24日、金融大手ウェルズ・ファーゴが再提出した経営破綻時の清算計画「遺言状」を承認し、業務制限を解除したと発表した。

 金融規制改革法(ドッド・フランク法)は大手金融持ち株会社8社に「遺言状」の提出を義務付けている。FRBとFDICは昨年12月、ウェルズ・ファーゴが提出した計画を不承認とし、今年3月末までの再提出と、承認まで国際業務の拡大やノンバンクの買収を認めない措置を取っていた。再提出された「遺言状」について「不備が解消された」としている。(共同)