Tuesday, April 25, 2017 10:19 AM

懇談相手は保守派限定 不都合な真実に目を背け

 就任95日目(DAY95)を迎えたトランプ大統領は24日、宇宙飛行士との対話や各国国連大使との昼食会、与党議員との夕食会をこなし、ホワイトハウスで多忙な1日を過ごした。懇談相手には報道関係者もいたが、政権寄りの保守系メディア限定。苦手な相手は排除し、都合の悪い情報に目を背ける姿勢が鮮明になった。

 「偽ニュース2社による世論調査が昨日発表された」。ABC系とNBC系はトランプ氏に投票したそれぞれ96%、85%が今も支持していると報道。トランプ氏は前向きに受け止めたようで、この日朝、ツイッターに「好意的な情報が含まれていた」と書き込んだ。

 だが、見出しになっていた過去最低レベルの支持率約40%は見て見ぬふり。不都合な真実は、相変わらずの「偽ニュース」扱いだ。(共同)