Tuesday, April 25, 2017 10:20 AM

イバンカさん初の海外公務 トランプ氏の女性観擁護

 トランプ大統領の長女イバンカさんがドイツの首都ベルリンで25日、20カ国・地域(G20)女性会合のパネルディスカッションに、メルケル首相や国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事らと出席し、女性に差別的とも批判されるトランプ氏の女性観を擁護した。米メディアによると、大統領補佐官としてホワイトハウス入りし、政権内で存在感を高めているイバンカさんの初の海外公務。

 イバンカさんは鮮やかなドレスとハイヒールで登場。トランプ氏が大統領選の期間中、家族を支援する政策を掲げていたことを「誇りに思う」と語ると、会場からどよめきが起きた。

 また、トランプ氏について「父は女性と男性の能力に差がないとの考え方の持ち主だ」と落ち着いた口調で擁護し、自身も男兄弟と平等に育てられたと強調した。(共同)