Wednesday, April 26, 2017 10:33 AM
国連拠出金の削減回避を トランプ政権に警告
マドレーン・オルブライト氏やサマンサ・パワー氏ら米国連大使経験者9人が連名で米議会指導部に対し、米国が国連への資金拠出を削減すれば国際的な影響力が低下すると警告する書簡を送った。ロイター通信などが25日報じた。
国連への資金拠出削減を表明しているトランプ政権にくぎを刺した形。国連への最大の資金拠出国である米国が実際に予算を切り詰めれば、国連全体に影響が及ぶため、警戒感が広がっている。
オルブライト氏は記者団に「(拠出を削減すれば)米国の利益や価値観を促進している、重要な国連の活動を台無しにすることになる」と警鐘を鳴らした。書簡に名を連ねた9人には民主党だけでなく、共和党政権下での元国連大使も含まれている。(共同)
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