Friday, July 15, 2016 5:43 PM

景気過熱リスク対応で今年1回利上げを セントルイス連銀総裁

 セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁は15日、ミズーリ州セントルイスで開かれたイベントに参加し、自身の見通しでは景気過熱リスクを認めており、その対応として今年は1回利上げをすべきだとの見方を示した。その後、17年、18年は金利水準を維持することになるとした。ロイター通信が伝えた。

 総裁は、年2%のゆっくりとした成長が続き、失業率は4.7%程度へ改善、物価は目標の2%に達するとする自身の見通しを提示。この見通しに照らすと政策金利フェデラルファンド(FF)レートの水準は現在より0.25%高い0.5〜0.75%であるべきだと主張した。(共同)