Thursday, April 27, 2017 10:58 AM
ゲルニカ空爆80年で式典 スペイン、被爆者らも参加
スペインからの報道によると、ナチス・ドイツによる人類史上初の無差別都市空爆を受けたスペイン北部ゲルニカで、空爆から80年後の26日、市民や内外の関係者が追悼式典を開き、悲劇の再発防止を祈った。長崎の被爆者やカトリック信者も世界平和と核兵器廃絶に向けた機運を高めたいと参加した。
空爆開始と同じ午後4時半に開いた式典には約200人が参列し、記念碑に花の冠を掲げて祈りをささげた。
生存者の1人、ルイス・イリオンドさん(94)は「空から火と血と死が降り注いだ」と振り返り、シリアで続く空爆や核開発を続ける北朝鮮の情勢などを念頭に「世界で空爆の停止を」と呼び掛けた。(共同)
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