Thursday, April 27, 2017 1:12 PM

ロシアからの報酬受領で調査 前補佐官巡り国防総省

 トランプ政権の大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を辞任したフリン氏がロシアやトルコから報酬を受け取っていた問題で、米国防総省の監察官が調査を始めたことが27日、分かった。米下院監視・政府改革委員会が監察官の書簡を明らかにした。

 外国政府などから報酬を受け取る際には米当局の許可を得る必要があったが、フリン氏は申告していなかったとみられ、法律違反に当たる可能性がある。

 同委員会のカミングス筆頭委員(民主党)は27日の記者会見で「フリン氏が必要な申告をした形跡はない」と述べ、ホワイトハウスに調査の協力を求める考えを示した。(共同)