Monday, May 01, 2017 10:13 AM

北朝鮮核「断固容認せず」 日・中央アジア外相会合

 岸田文雄外相は1日、トルクメニスタンの首都アシガバートで、同国を含む中央アジア5カ国との外相会合に出席した。北朝鮮の核実験やミサイル発射は「断固として容認できない」との認識を共有。核・ミサイル開発を禁じた国連安全保障理事会の決議順守を北朝鮮に求めた。こうした内容を盛り込んだ共同声明を採択した。

 ニューヨークで4月末に開かれた国連安保理の閣僚級会合出席に続き、北朝鮮の核・ミサイル開発が「現実の脅威」となっている現状を訴え、圧力強化へ同調を促した形だ。

 岸田氏は会合後、「国際社会が一丸となって北朝鮮に対応することを示すもので大きな成果だ」と記者団に述べた。(共同)