Monday, May 01, 2017 10:14 AM

対北朝鮮で首脳外交展開 核ミサイル阻止とトランプ大統領

 外交、軍事両面で「最大限の圧力」をかけて北朝鮮に非核化を迫る方針のトランプ大統領は4月30日、北朝鮮包囲網構築に向けて首脳外交を進めた。米政府高官もテレビ出演し、中国の協力が不可欠だとの認識を改めて強調し、習近平国家主席に影響力行使を促した。

 トランプ氏はシンガポールのリー・シェンロン首相、タイ暫定政権のプラユット首相とそれぞれ電話会談。内容の詳細は不明だが、プリーバス大統領首席補佐官は一連の電話会談に先立ち、北朝鮮対応の協力を話し合うのが目的だとしていた。

 トランプ氏は、4月29日にはフィリピンのドゥテルテ大統領とも電話会談しており、対北朝鮮で東南アジア諸国との連携固めを図っている。(共同)