Monday, May 01, 2017 10:15 AM

「連発的に核戦力高度化」 北朝鮮、米圧力に対抗姿勢

 北朝鮮外務省は1日、米韓合同野外機動訓練「フォールイーグル」が終了したことを受け報道官談話を発表、米国が敵視政策を撤回しない限り核戦力を引き続き強化すると強調した上で「核戦力高度化措置は最高首脳部が決心する任意の時刻、場所で多発的、連発的に行われ続けるだろう」と表明した。朝鮮中央通信が伝えた。

 北朝鮮に「最大限の圧力」をかけるトランプ政権に対抗し、核・ミサイル開発を続ける姿勢を改めて示した。

 談話は、米韓訓練で北朝鮮の「首脳部除去」を狙った訓練などが実施されたと非難。米国が空母カール・ビンソンを朝鮮半島近海に派遣し「実際にわれわれを攻撃しようとした」と反発した。(共同)