Tuesday, May 02, 2017 10:24 AM
南スーダンに国連PKO 増派先遣隊、決議後9カ月
内戦が続く南スーダンの治安悪化に伴い、国連安全保障理事会が昨年8月に増派を決めた約4000人の国連平和維持活動(PKO)部隊の先遣隊が、首都ジュバに到着したことが1日分かった。AP通信がPKOの南スーダン派遣団(UNMISS)広報担当者の話として報じた。
増派隊は「地域防護部隊」と呼ばれる。ジュバ市内や周辺の治安維持、空港などの主要施設の警備を担い、市民保護のため積極的に武力介入する。南スーダン政府は当初、主権侵害だとして増派に反対。安保理決議から9カ月近く現地に展開できない異例の事態となっていた。
AP通信によると、先遣隊は少なくとも13人から成り、6月か7月に到着予定の本隊の宿営地などを整備する。地元報道によると、本隊にはルワンダやエチオピアなどから派兵される。(共同)
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