Tuesday, May 02, 2017 10:28 AM

市民巻き添え計352人 米軍主導の空爆、14年から

 米軍は1日までに、米軍主導の有志連合が過激派組織「イスラム国」(IS)掃討のため2014年に開始したイラクやシリアでの空爆により巻き添えで死亡した市民の総数が、今年3月末時点で少なくとも352人に上ると発表した。

 有志連合は14年8月〜今年3月に計2万205回の空爆を実施した。米軍は声明で「市民の犠牲が最小限になるよう細心の注意を払っているが、いくつかのケースでは犠牲は避けられない」と釈明した。

 米軍は3月末時点で、市民が犠牲になったとする42件の報告について調査を続けている。(共同)