Tuesday, May 02, 2017 10:28 AM

トランプ流外交仕掛ける 対北朝鮮で発言連発

 トランプ大統領が1日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と「適切な状況であれば会うだろう」と述べた。軍事的圧力を加えながら連日のように北朝鮮について発言し、強硬姿勢を見せたり金氏を持ち上げたりしながら「トランプ流外交戦」を仕掛けているようだ。

 トランプ氏は、就任直後は北朝鮮に関する発言は控えめだったが、北朝鮮が弾道ミサイル発射実験を繰り返し、6回目の核実験に向けた動きが伝えられる中、積極的に発言するようになった。

 米空母カール・ビンソンが朝鮮半島近海に向けて航行していた4月24日、トランプ氏は国連安全保障理事会メンバー国の国連大使らをホワイトハウスに招き「安保理は北朝鮮にさらに強力な追加制裁を科す準備をすべきだ」と訴えた。(共同)