Tuesday, May 02, 2017 5:44 PM

「言論の自由守る決意」 襲撃30年、新聞労連が声明

 新聞労連は3日、朝日新聞阪神支局襲撃事件の発生から30年を受け「民主主義の根幹である言論の自由を守る決意を新たにしたい」との声明を発表した。

 声明では、特定の人種や国籍、宗教などへの差別意識を激しい言葉で表現するヘイトスピーチや、トランプ米大統領が自身に批判的なメディアをののしったことを挙げ、言論を暴力で封殺しようとする事件が再び起きることへの懸念を表明。

 「新聞人にできることは、これからも堂々と報道機関として意見を言い続けること」と強調し、メディア側に萎縮しないよう呼び掛けている。(共同)