Wednesday, May 03, 2017 10:17 AM

ブッシュ氏は買収楽観視 イチローらのマーリンズ

 大リーグ、マーリンズの買収に、グループの一員として乗り出している元大統領の父と兄を持つジェブ・ブッシュ氏が2日、初めて公の場でこの件に触れ「マイアミで野球は大きな可能性を持っている」と語り、交渉の合意に楽観的な見解を示した。AP通信が報じた。

 イチロー外野手と田沢純一投手が所属し、ジェフリー・ロリア氏がオーナーを務める同球団を巡っては、ブッシュ氏と元ヤンキース主将のデレク・ジーター氏のグループが買収で基本合意したと4月25日に一部で報じられた。だが、同27日には大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーが「まだ二つのグループが候補になっている」と報道を打ち消した。共和党の元大統領候補が父のタグ・ロムニー氏とブレーブスなどで通算305勝を挙げたトム・グラビン氏のグループも候補とされている。

 AP通信によると、ブッシュ氏はジーター氏について「非常に誠実で並外れた人間だ。彼は謙虚で賢く、この件に全力を注いでいる」と話した。(共同)