Thursday, May 04, 2017 9:50 AM

中東和平仲介に意欲 トランプ氏、訪問検討

 トランプ大統領は3日、パレスチナ自治政府のアッバス議長とホワイトハウスで会談し、中東和平を実現するため、パレスチナとイスラエルの仲介役を務めると意欲を表明した。会談後の昼食会で和平合意は「恐らく人々が考えてきたほど難しくないだろう」と語り、楽観的な見通しを示した。

 トランプ氏は5月中のイスラエル訪問を検討しており、歴代の米大統領が果たせなかった中東の安定化に向けて本腰を上げる構えだ。

 両氏が直接会談したのは初めて。アッバス氏はトランプ氏が中東和平への取り組みに決意を示したことを歓迎し、トランプ氏の「素晴らしい交渉能力」に期待を示した。(共同)