Thursday, May 04, 2017 9:53 AM

完全自動運転、普及へ連携 群馬大のサービス構築

 群馬大が完全自動運転の普及に必要なサービスの構築を目指し、あいおいニッセイ同和損害保険やNTTデータといった企業との連携を進めている。多くの自治体や企業などで使われるよう車両の導入や保守、事故対応も含む包括的なサービスを想定しており、今後3年以内の実現に向け民間の力を借りる。

 「われわれは世界と戦う。パートナーとして非常に心強い」。4月19日、群馬県桐生市にあるキャンパス。群馬大の担当者は、あいおいとの顔合わせで決意を述べた。

 あいおいとは昨年12月に連携協定を結んだ。自動運転では新たな形態の事故が起きる恐れがあり、対応する保険を共同で研究する。(共同)