Friday, May 05, 2017 6:15 PM

ダウ、2万1000ドル回復 ナスダックとSP最高値

 5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は原油高や雇用情勢の改善を好感して反発し、前日比55.47ドル高の2万1006.94ドルと、3月3日以来約2カ月ぶりに2万1000ドルを回復して取引を終えた。3月1日につけた終値の過去最高値(2万1115.55ドル)更新まで、あと100ドル余りとなった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は25.42ポイント高の6100.76、幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数は9.77ポイント高の2399.29といずれも終値の最高値を更新した。

 朝方発表された4月の米雇用統計で、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数が市場予想を上回ったことや、失業率が10年ぶりの低い水準となったことで市場心理が改善し、相場を下支えした。(共同)