Monday, May 08, 2017 10:07 AM
早期の日仏首脳会談調整 反保護主義へ関係強化
日本政府は8日、フランス大統領選におけるマクロン前経済相の勝利について「保護主義的な動きに対する象徴的な勝利」(安倍晋三首相)と歓迎、早期の首脳会談開催を調整するとともに、フランスとの関係強化につなげたい考えだ。
今月26、27日にイタリアで開かれる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)の際の会談を想定。核・ミサイル開発を強行する北朝鮮や、中国の海洋進出を念頭に、さらなる連携を模索する。
首相はマクロン氏に贈った祝辞で「欧州連合(EU)への信任だ」と評価し「日本とフランスは普遍的価値を共有する特別なパートナーだ」と強調。「国際秩序への挑戦が続く中、世界の平和と繁栄のため協力したい」と呼び掛けた。(共同)
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