Monday, May 08, 2017 1:11 PM

「イスラム国」容疑者死亡 マレーシア警察が確認

 マレーシア警察のカリド長官は8日、自身の公式ツイッターで過激派組織「イスラム国」(IS)のマレーシア人メンバー、ムハマド・ワンディ容疑者が4月29日にISが首都とするシリア北部ラッカで殺害されたのを確認したと明らかにした。

 ワンディ容疑者は昨年6月にマレーシアの首都近郊プチョンのナイトクラブで8人が負傷した爆発事件の首謀者とされ、東南アジアからの戦闘員の勧誘活動や資金集めも担当していたとみられている。

 地元紙スターによると、シリアに同行した容疑者の妻のフェイスブックに死亡を伝える投稿があり、当局が確認作業を進めていた。妻はドローンによる空爆で死亡したとしているが、カリド長官は詳細を明らかにしていない。(共同)