Monday, May 08, 2017 5:40 PM

高須氏、事務次長退任へ 国連、特別顧問職は留任

 国連のドゥジャリク事務総長報道官は8日の定例記者会見で、高須幸雄行政監理局長(事務次長)(70)が15日に退任すると明らかにした。現在兼務している「人間の安全保障」に関する特別顧問職は留任する。

 事務次長は事務総長、副事務総長に次ぐ幹部ポストで、高須氏の退任後、日本人の事務次長は中満泉軍縮担当上級代表(53)だけとなる。

 高須氏は1946年、横浜市生まれ。69年に外務省に入省し、ウィーン国際機関政府代表部大使や国連大使を歴任。2012年から国連の財政や人事を担当する行政監理局長を務めている。(共同)