Monday, May 08, 2017 5:42 PM
シリア安全地帯「注視」 マティス国防長官
マティス国防長官は、内戦が続くシリアで避難民保護を目的に安全地帯を設置するロシア、トルコ、イランの合意について、誰が安全確保を担うかなど詳細が不透明だと指摘し「注視する」と述べた。外遊先のデンマークに向かう機中で記者団に語った内容を米国防総省が8日発表した。
安全地帯が内戦終結につながるか問われたマティス氏は「悪魔は細部に宿る」と述べ、思わぬ所に落とし穴がないか慎重に見極める考えを示した。
ロシア、トルコ、イランが4日の協議で覚書を交わし、6日に合意が発効した。米国は協議に代表者を送ったが覚書には加わらず、イランの関与を批判している。(共同)
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