Tuesday, May 09, 2017 10:09 AM
政府、北朝鮮対応で注視 関係安定へ首脳会談模索
日本政府は、韓国大統領選を経て発足する新政権に関し、北朝鮮の核・ミサイル開発阻止に向けた日米韓3カ国の連携に影響が出かねないとして結果を注視している。日本の安全保障に日韓関係の安定は不可欠だとして、安倍晋三首相と新大統領との早期会談を模索。慰安婦問題に関する日韓合意については再交渉に応じず、粘り強く履行を求めていく考えだ。
首相は9日の参院予算委員会で、新大統領と早期に電話会談を行いたいと表明。「北朝鮮の脅威に対処するため、日韓、日米韓で安保面の協力を進めていく方針で一致したい」と述べた。
会談では祝意に加え、戦略的利益を共有する大切な隣国として韓国を重視していると伝達。7月にドイツで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合の場で直接会談を行い、首脳間の信頼関係を構築したい意向だ。(共同)
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