Tuesday, May 09, 2017 10:09 AM

6月の仏下院総選挙へ政界激動 マクロン氏、組閣に着手

 フランス大統領選に当選したマクロン次期大統領は9日、左派、右派、中道各党の有力政治家らと面会を繰り返し、政権樹立への動きを加速させた。地元メディアによると、14日の大統領就任後、15日に首相を指名し、新首相が16日に閣僚名簿を公表する予定。

 左派、社会党のバルス前首相は9日、地元ラジオで「社会党は死んだ。過去の遺物だ」と述べ、離党してマクロン氏の陣営から6月の国民議会(下院)総選挙に出馬する意向を表明した。

 社会党のほか、右派の共和党、極右の国民戦線(FN)なども組織刷新に動きだし、政界は慌ただしさが増してきた。(共同)