Tuesday, May 09, 2017 5:47 PM

SNSトラブル相談が最多 スマホ不慣れ、中高年急増

 LINE(ライン)やフェイスブックなど会員制交流サイト(SNS)に関し、出会い系サイトに誤って登録するといったトラブル相談が2016年、全国の消費生活センターなどに過去最多の約1万1500件寄せられたことが9日、関係者への取材で分かった。

 16年までの過去5年で50〜60代の相談件数が約5倍、70歳以上が約7倍に急増した。スマートフォンの操作に不慣れな中高年者がトラブルに巻き込まれたとみられる。

 一方、16年の消費者被害の推計総額は約4兆8000億円で、消費者庁が公表を始めた13年以降で最低となった。分析結果は6月にまとめる17年版消費者白書に盛り込む。(共同)