Wednesday, May 10, 2017 11:15 AM
タカタ赤字795億円 再建「あらゆる方策検討」
経営難に陥っているタカタが10日発表した2017年3月期の連結純損益は795億円の赤字となった。赤字額としては過去最大で前期の130億円の赤字から大幅に悪化した。赤字は3年連続。エアバッグのリコール(無料の回収・修理)関連費用が膨らみ、1329億円の特別損失を計上したことが響いた。経営再建で自動車メーカーから法的整理を求める声もあるが、野村洋一郎取締役は記者会見で「あらゆる方策を考えている」と述べた。
売上高は前期比7.7%減の6625億円。財務の健全性を示す自己資本比率は前期末の27.5%から7.0%に低下した。17年3月期末の配当は見送り、年間配当は3年連続でゼロとなる。18年3月期の純損益は、スポンサーからの出資を前提として90億円の黒字と見込んだ。
野村取締役は自社のエアバッグの異常破裂を巡り「亡くなった方やけがをした方におわび申し上げる」と謝罪した。再建策に関しては「自動車メーカーやスポンサーなどと協議中で、一日も早く解決したい」と強調した。(共同)
ニュース
05/10/2017 11:15 AM
マーレ、米エンジニアリング事業をベルギー社に売却
05/10/2017 11:15 AM
GMの24年米EV販売、50%増~テスラに次ぐ2位
05/10/2017 11:15 AM
トルクとエイバ、提携強化〜自動運転トラックの開発加速へ
05/10/2017 11:15 AM
11月卸売売上高、0.6%増〜在庫は0.2%減
05/10/2017 11:15 AM