Wednesday, May 10, 2017 11:16 AM

ロシア、仏大統領選干渉か サイバー攻撃で米局長証言

 米軍サイバー司令部トップを兼務する国家安全保障局(NSA)のロジャーズ局長は9日、上院軍事委員会の公聴会で、ロシアがサイバー攻撃を通じてフランス大統領選に干渉していた可能性があると証言した。フランス側に「注意喚起した」としている。

 フランス大統領選で当選したマクロン次期大統領の陣営は決選投票前の5日、サイバー攻撃を受けて陣営の電子メールや会計データが大量にネット上に流出したと抗議する声明を出していた。

 フランスメディアによると、フランスの捜査当局は9日までに、マクロン氏側の告訴を受けて捜査を始めた。(共同)