Wednesday, May 10, 2017 11:17 AM

米露外相、シリア協力模索 北朝鮮核協議も

 ティラーソン国務長官とロシアのラブロフ外相は10日、ワシントンで会談した。シリア内戦の解決に向けた協力を模索、トランプ、プーチン両大統領の会談実現に向けた調整を図るとみられる。トランプ政権が最優先事項とする北朝鮮の核・ミサイル開発問題についても話し合う可能性がある。

 米メディアによると、トランプ氏は外相会談後にラブロフ氏と会談。トランプ氏がロシア政府高官と直接会うのは就任後初めて。米露関係が「冷戦後最低レベル」まで冷え込む中、両国は会談を通じ、関係改善への道を探るとみられる。

 北朝鮮問題に関しては、ロシア側はトランプ政権の軍事力行使も排除しない圧力外交に批判的で、対話を通じた平和的解決を促している。(共同)