Thursday, May 11, 2017 1:09 PM

エネルギー長官が安全宣言 西部の核施設の陥没事故

 ワシントン州ハンフォードの核施設で、放射性廃棄物を貯蔵する地下トンネルの一部が陥没した事故で、ペリー米エネルギー長官は11日、「穴は無事埋め戻した」と発表した。

 エネルギー省によると、近くの土壌や大気中への放射性物質漏えいは確認されず、けが人もいなかった。今後、トンネルの地上部分全体にカバーをかけるなどの対策を検討しているという。

 陥没は9日に発生。約1500平方キロの敷地のほぼ中央にある建屋脇で、6メートル四方ほどの穴が開いた。(共同)