Monday, May 15, 2017 10:30 AM

ジーター氏が永久欠番式典 元ヤンキース主将、松井氏も出席

 大リーグ、ヤンキースの元主将でメジャー歴代6位の通算3465安打を放ったデレク・ジーター氏(42)が14日、ニューヨークのヤンキースタジアムで行われた現役時代の背番号2を永久欠番とする記念式典に出席した。

 ヤンキースは「ジーター・ナイト」と銘打ち、アストロズとのダブルヘッダーの第1試合後にセレモニーを開催した。元同僚の松井秀喜氏やジョー・トーリ前監督らも姿を現した中、ジーター氏はほぼ満員の場内で「ここで20年プレーしたが、時がたつのは早く、記憶というのは消えていく。それでも、永遠にみんなに感謝したい」とあいさつし、第2試合の始球式に臨んだ。

 遊撃手としてチーム一筋にプレー、5度のワールドシリーズ制覇に貢献し、2014年限りで現役引退した。松井氏は「自分よりチームということが自然にできた選手。その場の雰囲気を考えて気遣いができるのが、ジーターのジーターたるゆえん」と述べた。(共同)