Monday, May 15, 2017 10:35 AM

日本国内で2000端末がウイルス感染 サイバー攻撃に警戒強める

 世界各国で相次いだサイバー攻撃で使われたコンピューターウイルスによるとみられる被害は、日立製作所など日本企業にも拡大した。サイバー攻撃対策の支援を行う団体「JPCERTコーディネーションセンター」は15日、13日から14日にかけ国内でウイルス感染したパソコンが約600カ所、2000端末に上ったと明らかにした。各社は不審なメールは開かないよう社内で注意喚起するなど警戒を強めている。

 政府は15日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置し、情報収集を強化している。菅義偉官房長官は、日立と「同様の被害を受けたという情報が複数寄せられている」と明らかにした。(共同)