Tuesday, May 16, 2017 11:09 AM

「身代金払わぬ」とCEO ディズニー、サイバー被害

 ウォルト・ディズニーのロバート・アイガー会長兼最高経営責任者(CEO)は15日、ディズニーの封切り前の映画がサイバー攻撃に遭ったと明らかにした。ハッカーは映像の流出停止と引き換えに「身代金」を求めたが、アイガー氏は身代金を「払わない」と述べた。映画誌ハリウッド・リポーターなどが報じた。

 アイガー氏はニューヨークでのテレビ関係者との会合で、ハッカーが大金を仮想通貨「ビットコイン」で支払うよう要求したと述べた。ハッカーは身代金が支払われるまで映画を少しずつ流出させると脅したという。連邦捜査局(FBI)が調べている。

 別の芸能メディア、デッドラインはハッキングされたのが人気俳優ジョニー・デップさん主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」(邦題)と報じた。(共同)