Tuesday, May 16, 2017 1:59 PM

現行9条と別立て 首相改憲案で公明幹部

 公明党の北側一雄憲法調査会長は16日のBS日テレ番組で、憲法9条を巡り、1、2項を維持した上で自衛隊を明記するとした安倍晋三首相(自民党総裁)の改憲案を実現する場合の方策について、現在の9条の項目とは別立てにする必要があるとの認識を示した。「書くとしたら9条3項ではない。9条の2となる」と述べた。

 改憲によって、自衛隊が安全保障関連法などの範囲を超えて活動できるようになることがあってはならないとの認識を示し、それが担保できない場合は「反対する」と明言した。

 同じ番組に出演した自民党の船田元・憲法改正推進本部長代行は、改憲発議の時期に関し早くても2019年だとした。(共同)