Wednesday, May 17, 2017 10:39 AM

被爆者の国連派遣、可能に ネットで調達「もう1人」

 ニューヨークの国連本部で6〜7月にある核禁止条約の制定交渉に被爆者を派遣する費用を調達しようと、インターネットで小口資金を募る「クラウドファンディング」(CF)が17日、当初目標とした100万円に達した。3人の派遣が実現する。

 ただ、3人は条約締結時には帰国している可能性が高いため、企画者側は締結の瞬間に立ち会える被爆者の追加派遣を目指し、目標額を50万円上乗せして29日まで募金を続ける。

 制定交渉会議は約3週間で、条約締結は終盤に見込まれている。しかし、被爆者3人は前半のみの参加予定のため、被爆者から締結時の参加を希望する声が上がっていた。(共同)