Friday, May 19, 2017 10:21 AM

アサンジ氏の捜査取りやめ 籠城への影響不明

 スウェーデン検察当局は19日、公電暴露で知られる内部告発サイト「ウィキリークス」の代表ジュリアン・アサンジ容疑者への性犯罪容疑での捜査を取りやめると発表した。同容疑者はロンドンのエクアドル大使館で約5年にわたり籠城を続けているが、捜査取りやめがどう影響するかは不明。

 アサンジ氏は2010年に同容疑に問われ、英警察に逮捕された後、保釈中の12年に同大使館に駆け込んだ。スウェーデンに移送されれば公電暴露の責任を追及する米国に引き渡される可能性が高いとして、籠城を続けるとともに容疑を否認してきた。(共同)